こんにちは、あいです。 先週、伊勢志摩のほうに足を伸ばして、てこね寿司を食べ比べてきたの。実はてこね寿司って、同じ名前の料理でも「家庭の味」なのか「漁師町の味」なのかで、けっこう作り方や味つけが違うんだよね。今日はその違いを、おじいちゃんに聞いた話も交えて紹介するね。

てこね寿司はもともと漁師さんのごはんだった
てこね寿司は、志摩の漁師さんが船の上で手早く食べられるようにと工夫したのが始まりと言われているの。獲れたてのカツオなどをしょうゆだれに漬け込んで、酢飯と一緒に「手でこねて」食べたことが名前の由来なんだって。漁の合間にぱぱっと食べられて、しっかり力もつく。漁師さんの知恵が詰まった料理なんだなって、あいは素直に感心しちゃった。
漁師町の味は「たれが濃く、切り身が厚め」
実際に漁師町に近い食堂で食べさせてもらったら、お魚の切り身がしっかり厚くて、たれも濃いめに感じたの。お店の人に聞いたら、「長時間持たせる必要があった名残で、濃いめの味付けが定着したんだと思うよ」と教えてもらったよ。薬味は控えめで、魚そのものの味をまっすぐ楽しむ組み立てだったのが印象的だった。
家庭の味は「甘め・薬味多め・魚も色々」
一方で、家庭で作られるてこね寿司は、たれが少し甘めで、みょうがや大葉、ごまなどの薬味がたっぷり乗ることが多いみたい。使うお魚もカツオだけじゃなくて、鯛やハマチを使う家もあるそうなの。来客をもてなす時やお祝いの席で作られることが多いから、彩りや食べやすさも大事にされているんだろうね。
おじいちゃんと一緒に食べ比べてみた
今回の食べ比べは、おじいちゃんと一緒だったの。おじいちゃんの知り合いに漁師さんがいて、その方の奥さんが作るてこね寿司をごちそうになったことがあるんだって。「同じ料理でも、漁のためのごはんと、家族のためのごはんじゃ、作る人の気持ちの向け方が違うんだよ」って教えてもらって、あい、なんだかすごく納得しちゃった。

ちなみにあいは食べ比べで少し食べ過ぎちゃって、おじいちゃんに「また食べ過ぎたな」って笑われちゃったんだけどね。てへ。
まとめ:食べる場所で味の背景を想像してみて
伊勢志摩でてこね寿司を食べるときは、その一皿が「漁師町の味」なのか「家庭の味」なのか、ちょっと想像してみると面白いよ。同じ名前の郷土料理でも、生まれた場所によって味づくりの考え方がまるで違うんだなって、あいは今回すごく勉強になったの。今度は違うお店でも食べ比べてみたいな。